やってきました新年1発目の【人間区宝さん】は東中浜の住宅街にある隠れてるエステサロン(笑)、いや隠れ家的エステサロン「リンパケア di・cuore(デイ・クオーレ)」 代表の高橋佐幸さんです。
人生を変えた”ある出来事”がきっかけでエステサロンを開業することになった高橋さん。未知の世界への挑戦で見えてきた自分の在り方とは?また人生を変えた”ある出来事”とは?元気でいつも笑顔の高橋さんの秘密にせまります。
非常にわかりにくい(笑)場所にお店があります「リンパケア di・cuore(デイ・クオーレ)」さん
前回取り上げた記事東中浜に「リンパケア di・cuore(デイ・クオーレ)」っていう隠れ家的エステサロンがあります。より。
東中浜小学校から中央大通りに向かって1つ目の交差点ライオンズマンションがあるところを左に曲がって少し行くとお店があります。ちなみにダイハツの販売店まで行くと行き過ぎてます。
ということでお店の方にやってきました。人生2度目のエステサロン潜入です(笑)早速お話をうかがっていきたいと思います。
―高橋さんってそもそもエステシャンだったんでしょうか?
―高橋さん
いえいえ違いますよ(笑)緑橋と深江橋の間にあるうどん屋さんでパートとして働いてました(笑)
―えっ!?そうなんですか?それから またなんでエステシャンになって開業しようってことになったんですか?
―高橋さん
ザックリいいますね。実は44歳の時に主人を病気でなくしたんです。彼は48歳やったんですけど、まだまだ先「孫できた~」とか色々言いながら一緒に生きていくって思てたんが、病気を宣告されてちょうどホントに1年ぐらいで亡くなったんです。その当時は私も うどん屋でパートしていましたけど主人に養ってもらってましたから、「さあこれからどうしよ?」と。確かに夫人の命と引き換えに保険とかも入りましたけど高校生の娘、中学生の息子、そして私と家族3人で生きていくためには足らないわけで。2年ぐらい貯金の切り崩しをしながらの生活を送っていたんです。
―高橋さん
ある時に「子どもたちをしっかり独立するまで見届けて、、、そのあと一体私は何歳まで生きるんや?(笑)」って素朴にふと思ったんです。私、四柱推命とか好きなんで何人かにみてもらったりしてたんですけど、どうやら86歳までは元気に生きてその後コロっていくって言われたんですね(笑)そしたらあと40年ぐらい生きていくわけで(笑)このままじゃあかんと。せめて何かして貯金の切り崩しを続けるのではなくトントンまで持っていきたい!もっていかなあかんなと。「どうしよ~何かせな~」って考えてる時に行ったこともなかったのに急に「エステ」しようって浮かんでね~。あれはなんやったんでしょう?何か降りて来たんですかね~(笑)
―えっ!?それはエステに行くわけでなく、習いに行こう!っていうことですか?
―高橋さん
そうです。習いにいったんです(笑)で、先にもうお店のオープンする日を決めてそこから逆算してパートをしながらエステも習って、そして当時この近所で古~い借家を借りて中を改装させてもらってオープンしたんです。で、その当時フェイシャルとかも行ったことなくて、主人が亡くなってから友人が「ボディーのリンパとか流しといたほうが健康にもいいよ~」って薦めてくれたんで、京橋のある人を紹介してもらって、たま~にその方のところに行ってたんですね。で、そのやってくれてた方がすごい元気な方で気分が上がらない時でもその人のところに行ったら身体も楽になるし、気分的にもめっちゃ元気になって帰ってこれることに気が付いて、この人みたいになられへんけど、この人みたいになりたいなって思うようになったんです。
それにはまず技術も習わなあかんなと思って、まずはフェイシャルではなくボディーから習いにいったんです。で、ボディーのリンパのマッサージを習得してそこの先生に「ありがとうございました!」っていうたら「いやいや普通の人はまず顔からきはりますよ」って言われてね(笑)「どこのだれかわからんところにイキナリ全身マッサージなんかこうへんから絶対にフェイシャルも習得した方がいい」って言われたんです(笑)言われてからも私的には「いいです、いいです」って断り続けてたんですけど友人に言うたら友人も「私もオープンしたらフェイシャルしに行くつもりやった」って言われて(笑)お金持ちは別として、まずは見えるところからするやろ~って(笑)結局フェイシャルもその後しっかり習って習得してオープンしました。
―(笑)何や色々ありましたね~。で、それから現在に至るんですか?
―高橋さん
いや、それは古い借家でやってた時なんですけど、私がラッキーな星の下に生まれてる(笑)って思うのが、現在のこの家とエステルームは主人のお母さんが建ててくださったんです。主人が亡くなってからも仲良くさせてもらってたんですが、もともとこの家が建つ前に建ってた文化住宅に住んでたんです。いつかは主人が「建て替えたいなあ~」いうてたんですけど亡くなってしまったので私にはどうすることもできなかったんですけど、お母さんが「生きたお金を使うわ!」っていうて突然建て替え費用をいくらか出すから足りない分は自己負担でってことで建て替え工事をして現在の姿になったんです(笑)それから7年目になりますね。
―、、、、、た、高橋さんこれ全然ざっくりな話じゃないですやん(笑)
ー高橋さん
(笑)、主人の死をきっかけに何かやろーって、こう見えてね私泣きべそなんですね(笑)自分なりに未来をね想像したてんですよ~。お姉ちゃんを嫁に出して息子も奥さんもらって、ほんまやったら留袖着て、引き出物もって、ぞうり履いて「お父さん慣れへんもん履いたら足痛いわ~。また二人になったね、お父さんこれからも2人で仲良くよろしくね~」っていうビジョンが急にカーーーンって飛んでしまって、真っ黒気な家に帰ってきて「ホンマに一人になってしもうた、、、」って想像したらなんぼでも泣けてたんすよ当時。でも今日は寂しいから泣くけど、私には明日私を頼って、エステを楽しみに来てくれるお客さんがいてるやん!っていう風に思って、そういう楽しみを作って行こう!って思えたらちょっとは生きてて楽しいかなって(笑)
―もともとそういうひらめくことが多い人やったんですか?
―高橋さん
いや~なんですかね~まさかエステするとは思ってなかったですし死んだ主人が後ろからカメハメ波うってくれてたんですかね(笑)?ただなんのビジョンもなかったんですけど、不思議とお客さんで予定表が埋まるイメージしか沸かなかったんですね(笑)その当時パート行って、エステ習いに行って、工事の状況見に行って、オープンに向けてチラシ作ったりとか今考えたら絶対にもう無理やなっていうぐらい動いてましたね(笑)
―実際にどうなんですか?予定表は埋まってるんですか?
―高橋さん
お陰様で結構埋まってるんですよ~♪でも個人事業されてる方は特にそうやと思うんですけど毎月不安ですよ。特に女性は浮気性やし、ほかで新しいお店とかできたら行ってみよってなるでしょうし、でよかったらもう帰ってこないこともあるでしょうしね。それに中々次回予約とかも聞けなかったんです怖くて。大手さんの1回行ったあとの次回予約的な勧誘とか凄いって聞いてたんで嫌がるかなあって思って。でもいろんな方とお話していく中で提案まではしていいんじゃやないかなって話になってね、そのあと判断するのはお客さまが判断することって思えるようになりました。なので漸く次回どうされますか?というのを聞けるようになりました。 「どうされます?」、、、「すう~?」って(笑)
―はははは(笑)「すう~?」って(笑)。でもほんとによくそのひらめきからエステ習って開業してっていうことをチャレンジできましたね~。
―高橋さん
いや少なからずやっぱり悩みましたよ。お金貯めていかなあかんって思ってるのに一旦は初期費用としてお金をもう一回減らすわけですから。しかもこんな駅から離れてるところで、住宅街の中で、お客さんなんてくるんかなあ?って。でも「やらずに後悔するよりもやって後悔する方がいい」っていう言葉ってあるじゃないですか。そう考えると60歳になった時の私はどう思うかなって思ったんです。やらない選択をして迎える60歳の私の人生は???やけど、もし1~2年やってみてあかんかったっていいやん。ご近所さんの目も気になるけど私の人生やし。失敗じゃなく”一つの経験”やなって。経験値を一つ上げたって思えるなと思ってトライできて、なんとなくお客さんもついてきてくださったので「やった~」って感じです(笑)
―なるほど~確かに世の中にはそういういい言葉みたいなんって溢れてるし好きな方も多いとは思うんですが実際に行動にうつせる方ってそうそういないんじゃないかって思うんですが、どうして高橋さんは行動にうつせたんですかね?
―高橋さん
う~~ん。わからへん(笑)でもね、なんかね「やってみたいた~い」っていう純粋な気持ちとあとは、、ワクワクして生きたかったんです。
―それはもともと高橋さんの中にあったものなのか、旦那さんの死をきっかけにそう思うようになったんですか?
―高橋さん
それはそうやと思いますよ。どうせ死ぬんやからいろんな経験して、いろんな人と会って、それこそ人生の分母を広げてその中から得意なものや好みのものをチョイスして生きていけたらいいかなあって思います。だって死ぬねんもーん(笑)。だから今、目標は目指せ80まで。フェイシャルやったら80歳までできるやろうし。でも86歳まで生きるから6年間も暇やから86歳までやってるかな(笑)入れ歯落ちへんようにせなあかんね。マスクしてるから大丈夫やわ(笑)
―(笑)最後まで面白い話をありがとうございました♪高橋さんなら出来る気がします!!(笑)
―高橋さん
あ!あのお店の看板というかお店の名前 di・cuore(デイ・クオーレ)の前に「リンパケア」って書いてますけど基本はエステティックなんで、作り直すのお金かかるのでまたもう少ししたら変えますね(笑)※現在リンパケアのボディーは娘さんが担当されているそうです。
―了解しました(笑)
いつお会いしても元気もりもりで笑顔が素敵な高橋さんなんですが、まさかご主人の死という辛く大変な経験をされているとは思いませんでした。そこから未経験の世界へ飛び込み色んなことをクリアして少しずつ前に進み現在がある。自分の弱い所も隠さず大ぴらっげに話される姿に本当の強さを見たように思います。人に歴史あり!!まさにそのことを感じるインタビューになりました!高橋さんお忙しい中ありがとうございました!!
ありがた~~い名言
「ワクワクして生きたくなったんです」by 高橋さん
高橋さんのお店リンパケア di・cuore(デイ・クオーレ)さんでは2月末まで”石膏パックで超保湿キャンペーン”というのを実施されているそうで、そのキャンペーン自体すんごいお得なものなんですが、
なななななんと!!!ご予約時に電話・メール・Facebookコメントにて「城東じゃーなる見ました」と伝えてもらうとさらにそこから
1,000円OFFしてくださるそうです!!!
石膏パックで超保湿って何!?という方や
そもそも石膏パックって何!?っていうピンとこないって方や
エステって高くてむーりーってっていう方も
詳しくはリンパケア di・cuore(デイ・クオーレ)さんのHP→コチラから
あと今年になって「メンズエステ」も始められたそうなんので「かっこよくなりたい」「いつまでも若々しくいたい」っていう男性諸君にはオススメだそうです。(早速お客さんも来られてるんだとか)
詳しくは→コチラ