”行ってみないと分からないイベントに実際にいって臨場感あふれる写真とともにご紹介する【JJレポ】”
今回は先日5月15日(日)に開催された「大阪歴史ウォーク」に参加してきました!ウォーキングを通して大阪の歴史を探索し街の魅力を再発見するという事を目的とし実施された今回のイベントをガッツリご紹介します!!
スタート地点は「若宮八幡大神宮」
今回は50名の定員のところかなりの応募があったそうです。
こちらが当日配られたチラシ。大まかなルートが書かれています。
今まさにスタート地点の「若宮八幡大神宮」にいてて、まずは京橋駅の近く「蒲生墓地」へと向かう感じですね。
ウォーキングのスタートはガイドの鷲見さんのあいさつから。となりでカメラ抱えてるのはJ:COMのカメラマン!!他にも関西大学MCSという取材クルーが来てました。城東じゃーなるもしっかりレポートします!!!
まずは宮司さんから簡単に「若宮八幡大神宮」の事や歴史について説明してもらいました。今まであまり考えもしなかったんですが、言葉の意味を知り、歴史的背景を聞くことで「ええここが!?昔そんなことが!?」なんて新たな発見があったり、改めて興味がでてきたりしました。歴史ってロマンに溢れてますね。
いうことで早速、「蒲生墓地」に向けてスタートです♪ここから墓地まではガイドは杦田さんになります。
スタートしてすぐに止まる(笑)若宮八幡大神宮のすぐ横手にある「蒲生業者堂」を説明。なんと江戸時代から300年以上、この地域の人たちに愛され続けた堂なんだとか。詳しい歴史はコチラから。でもまあ300年以上も続くってだけですごいですね!だって今から300年後っていったら2316年!?なんだかどんな風になっているか想像できない!!だれか教えて~~~!!!
そして一行は再び、「蒲生墓地」に向けて動き出します。
大きい木が立ってるところあたりがリストランテ ジャルディーノ蒲生
蒲生で有名な「リストランテ ジャルディーノ蒲生」についての説明。築100年になる米蔵をリノベーションして復活、がもよんにおける古民家再生のきっかけとなるお店に。
そして聖賢小学校の方に進みます♪その列を撮るJ:COMのカメラマンを撮影するタカシ@JJ
ということでやってきたのはここ↓
まだ若宮八幡大神宮でて10分ぐらいでしょうか、まさに聖賢小学校の近くツール・ド・がもよん上にいます。
こちらに行くと今里筋方面に。
反対にこちらに行くと京橋方面になります。
関西大学MCSの撮影部隊やJ:COMの人が、先に走って撮影したり、戻ってきて忙しそうに撮影しながら
ガイドの鷲見さんをはじめ色んな方にインタビューしながら進む場面も。
この辺りはもともと川だったみたいで、まだ川だった当時の面影を残す景色がそこらじゅうに残っていて中には地面より下に家の底があったりするような歪な建物もあります。
しかしこの日はι(´Д`υ)アツィーということで、たまたまついてきたモッさんもさすがの疲労困憊気味、、、、、っていつもこの顔なんでわかりませんが、、汗。なんとなくしんどそうです!!
そしてやってきて来たのがテスターさんの前。実はここには先程書いたように川だったという証拠になるものがあるんです!!それが、、、
これ!!!!テスターさんの角になんと橋の支柱のようなものが少し見えてるんです!!!今まで何度もここを通ってきましたが、初めてみました!!!なんかこれを見てからリアルに川を想像できるようになりました。
休憩中のモッさん。
そしてガイドをしていた杦田さんと鷲見さんの足元がすごい!っていうのもこの時気づきました(笑)スニーカーと、、足袋!?なんか坂本龍馬みたい!!!!
そして信号を渡りいよいよ「蒲生墓地」です。
今年の4月の末から入れなくなった蒲生墓地
京橋の立ちのみ居酒屋といえば「とよ」。その「とよ」のお店の裏手にあるのが「蒲生墓地」という墓地で江戸時代の中頃から明治にかけて「大坂 七墓めぐり」というものが流行ったそうです。
大阪市内にある7つの墓を一晩のうちに巡ると死んだ日に雨が降らないとされていたそうです。またお墓が建物の側にあったり倒れていたりするんですが、一説によると空襲でそういう状態になり、その後闇市などがあって墓石をテーブル代わりにしていたとか。
そんなこと全然知らなかったので、まさかそんな有名な墓地だとは思っていませんでした。そういう事が流行るって昔の人もおもしろい。
そして杦田さんが立っているお墓には「人 二 ハ l 一」と書かれていますが、、「人には辛抱が第一」と読むそうで、全て合わせると「金」になることから、祖先の方のからのメッセージというか人生訓みたいなものなんだそうです(※諸説あり)
ということで蒲生墓地をあとにして次は近松門左衛門「心中天網島」にでてくる「大長寺」を目指します。
京橋って地名はもともと京街道の起点というところからつけられたらしい。
「Kぶらっと」を越え、「東野田町2」交差点を渡り、大阪市立東高校を横切って到着したのがここ「大長寺」
近松門左衛門が浄瑠璃にしたてた名作「心中天網島」で、その舞台になったのがここ「大長寺」なのです。
近松門左衛門といえば少し前にNHK木曜時代劇「ちかえもん」として放送され話題になりましたが、あれは「曾根崎心中」の誕生秘話を描いた作品でした。
ちかえもん公式ホームページ
かなり面白いのでオススメです。
大長寺のイヤホン壊れてました。
1720年、今から300年ほど前に、ここ大長寺で天満の紙屋の主人治兵回衛と曾根崎新地の遊女小春が心中して、そのことを近松門左衛門が浄瑠璃にしたそうです。そして当時人々が2人を憐れんで作ったのが比翼塚(愛し合って死んだ男女を一緒に葬った塚の事)
もともと大長寺自体もここではなく、今から向かう現藤田美術館のところにあったらしいんですが、その土地は明治45年豪商藤田伝三郎の邸宅用地として買収されたためここに移ったらしいです。
そして大長寺を後にして、もと大長寺があったという現藤田美術館のある場所に進みます。ここは「桜宮橋東詰」、ドンキホーテのあるところです。
進むと向こうに見えるのがOBPのビル群です。この辺り一帯が豪商藤田男爵という人が所有していた土地だそうです。
この藤田さん、どういう人かというと明治時代の関西財界の重鎮であらゆる事業の経営を手掛け、今の名門企業の前身を築いた人なんだそう。まあとにかくあらゆることが桁違いだったみたいです。
さあそんな藤田さん、美術品の収集家という顔ももっていたらしく、今は美術館として、その多くの美術品が展示されているとのこと。
いやいや藤田さん広すぎ!!!
公園になっていて一部が美術館になっています。この公園自体は一般開放されています。
だだっぴろーーーーーい。がんばる撮影隊。若いって素晴らしい!!
そして出口?にやってきました。周辺には「ザ・ガーデンオリエンタル」や「太閤園」があります。
そして京橋の高架下を越えて出てきたのは片町です。さあここからは最後の目的地OBPを目指します。
大阪城が見えてきました!!ここからの景色も中々の絶景♪
そして向こうにカメラ構えるは関大クルー!!
向こう側にはJ:COM!!!撮影隊も佳境を迎えています!!!!
OBPに向けてドンドン進みます。ガイドの鷲見さんがほんとに坂本龍馬に見えてきた!!!
見よ!!!この超低空からの本気撮り!!!!
そしてついたのがここ「ツインビル」です。
ドドン!!!
もっさんも疲れ果ててます(笑)
そしてここからはツインビルMID ビル9Fにある「OBPアカデミア」で講談師 旭堂南海氏による講談を聞きます。
アカデミアのフロント。丁寧に案内などしてくれます。
普通のオフィスみたいな感じです。
皆さん色々作業されています。そもそもこの「OBPアカデミア」とは何ぞや!?ということなんですが、公式ホームページによりますと、
あなたはどんなサードプレイスを持っていますか? ”
ということなのです。そしてそのOBPアカデミアができることって何なんだ?というと
自習する、仕事する、交流する、受講する、本を読む、そしてくつろぐという行為を軸に積み上げられた大人の居場所に必要な高度機能。これがOBPアカデミアです”
具体的にできることは こちら
ということなんですね~♪
おおおおお~~窓際の席からは絶景が広がる!!これは仕事がはかどりそうだ!!
そしていよいよ講談を聞く会場に。
旭堂南海氏の登場です。南海さんは昨年の秋にも若宮八幡大神宮で難波戦記 大坂の陣~鴫野・今福の戦い~について講談されていたのですが、この日も歩いてまわったところなんかも織り交ぜながら、おもしろおかしく引き込まれる話術で1時間ほど鴫野・今福の戦いについて講談されていました。
南海さんとの対談形式でトークする東条さん
そして最後に登場されたのが、昨年こちらも若宮八幡宮で「お正月講座」と「しめ飾りづくり」を開催された日本の文化を正しく学ぼう!ということで様々な普及活動をされている国際教養振興協会の代表 東条英利さん。
東条さんはご自身の海外赴任を経験を経て、あまりにも自分が日本の国の文化について知らないという事に気づき、帰国後日本の正しい文化を知り、継承すべく国際教養振興協会を立ち上げられたそうです。
大阪歴史ウォーク最後のあいさつをするガイドの鷲見さん。「自分たちの住む街の歴史を自分たちが知って、さらにこれから住むであろう人たちにも伝えることで、その土地や、街に愛着をもってもらうきっかけになり街が発展していけたら」と話されていました。
当日は13時30分から確か17時ぐらいまでの長いウォーキングイベントだったんですが、行く先々で知らない物を見たり、歴史を知ることで、ちょっと興味をもったり、おもしろいなって思えたり、なんだか街に奥行きができるというか、今までとは違った目線で見ることができるなって思いました。
いや~歴史ってやっぱりロマンですね♪それに自分の街の歴史って知る機会がほとんどないと思うのでこういう機会が増えたら愛着というか興味がわくきっかけになるかもしれないと思いました♪
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投稿者:タカシ@JJ