ちょうど昨年7月頃からはじまった「がもよん交差点一角の解体祭」。両サイドの建物が無くなり真ん中に歪な形で残っていた「中條たばこ店」が遂にこの9月をもって閉店。それに伴い解体工事が開始されています。
場所は説明不要の城東区最大の交差点のひとつである「蒲生4丁目」交差点、その一角です。昨年7月に「りそな銀行」から見て右側の建物(その当時の記事)の解体工事が始まり激震が走ったのが昨日のことのようです。
※2014年9月18日の記事より転載
それから2ヶ月後きれいさっぱり両サイドの建物が無くなり真ん中の「中條たばこ店」のみ残る形となってからも元気に営業されていました。当時の記事を読み返すと
” タバコ屋さんのご主人にお話を聞いたところ、「この場所に住んで50年程になるし、今更離れる気はない」とのことでした。現在更地になっている両サイドの土地に関しても今後何か建つっていう話も「何も聞いていない」と言うていたので当分この土地に何かが建つということはなさそうですね。”
※2014年9月18日の記事より一部抜粋(詳しくはコチラ)
ところが昨日行ってみると解体用の防音シートが準備され建物を覆いかぶそうとしていました。
今となってはこの場所に選挙事務所などが設営されていたのも懐かしい思い出です。
喫煙者の間で密かに憩いの場になっていた「中條たばこ店」の店先をもう見ることはできません。
こんな感じで皆さん一服ポイントとして物思いにふける愛煙家の人々を見かけていたのも懐かしいのでは?
逆サイドはまさにシート被せの作業が進められていました。
ん?上から覗いたらみえるかも!?
カメラをシートの上から片手にパシャリ。解体作業の事務所化していました(笑)
そしてこの貼り紙。9月28日(月)で営業を終了されていた様子。
もうこんな化石のような外壁も、、、
「屋上に小屋みたいなん建ってるけど、たばこ店のおっちゃんあそこに住んでるん!?」とか変な妄想できなくなるんだな、と思うとなんだか寂しくなりますね。50年住んでた場所から引っ越すってどんな気分なんでしょう、、、。おっちゃん元気で♪
怪しまれながらも少し興奮気味でパシャパシャ撮影して、おもむろに振り返り三井住友銀行側から「さよなら、中條たばこ店」と心で呟きました。
それから程なくして「次、何ができるのか」を聞くのを忘れたことに気づき聞き返ったところ、職人さんは「さあ~なんでしょう?わからへんけどマンションかな~」と答えてくれました。やっぱりマンションなのか!?がもよん一等地!?どうせなら50階建てぐらいのタワーマンションんでも建てたらいいのにと思いました。一体何ができるんでしょうか。