こんにちは、タカシJJです。
もと城東区役所用地売却に関する開発事業者募集プロポーザルを実施してましたが、漸く開発予定事業者が決定した模様。
城東区のHP上にて発表されていましたのでご紹介したいと思います。
旧区役所跡地は約29億円で売却
出典:城東区役所ホームページ
区役所のHPによると社会医療法人有隣会というところが約29億円にて落札。
予定価格以上で最も高い価格提案を行った者を、次のとおり事業予定者として決定しました
とありました。
6月12日に発表のあった区役所からの予定価格は1,120,600,000円つまり約11億円ほどで、落札価格が約29億という事を見るとかなり良い条件で売却できたといえそうです。
事業予定者は「社会医療法人有隣会」
そしてその事業予定者が「社会医療法人有隣会」という医療法人。
どこなんだろうと調べてみたらところヒットしたのはなんと!
「東大阪病院」
がでてくるじゃないですか⁈
1度もお世話になったことはないんですが、過去に記事にさせてもらうなど、個人的に思い入れがある病院です。
ということは東大阪病院って移転するの!?と疑問に思って東大阪病院のホームページをのぞいてみるもそういった事に関しては何もアナウンスされていませんでした。
それもそのはずで、2022年8月頃に工事着手予定からの2024年6月頃開院という計画とのことでまだまだ先のことなので当然かもしれません。
8階建て、病床数254床、24時間365日の救急体制
どんな病院になるのか?という事ですが、区役所のホームページに添付されていた計画提案書の資料によると、予定している病院のイメージが上記の画像通り。
内容は8階建て病床数254床、24時間365日整形外科・内科の救急体制を敷いた病院になるとのこと。病床数としては現在の東大阪病院とさほど変わらない規模になるみたいです。
施設は病院の単一用途で、標榜科目は
- ・内科
- ・呼吸器腫瘍内科
- ・循環器内科
- ・消化器内科
- ・内分泌・糖尿病内科
- ・腎臓内科【透析】
- ・緩和ケア内科
- ・外科
- ・整形外科
- ・脳神経外科
- ・リハビリテージョン科
- ・皮膚科
- ・放射線科
- ・リウマチ科
- ・麻酔科
とこちらも現在の標榜科目数と変わらずでした。
病床数や標榜科目数も変わらないとなると全体としても規模はあまり変化ないかもしれません。
ちなみに1階~3階は救急・外来・診療エリアで4階~8階は病棟になるみたいですね。
想定利用者数も現病院の実積に基づき
- ・延べ外来患者数ー60,000/年
- ・延べ入院患者数ー80,000人/年
- ・救急自動車受入数ー3,500台/年
- ・手術件数ー1,000件/年
- ・内視鏡件数ー2,000件/年
- ・健診者数ー3,000人/年
- ・人間ドック受診者数ー1,000人/年
を想定されているみたいです。
最後に
2016年3月に現在の城東区役所になるまで、長らく用途について議論が行われてきましたが、これにて一件落着ですね。
旧区役所がなくなると思うとなんだか寂しい気もしますが病院が開設されたらまた景色が変わり街が変化すると思うのでその時を楽しみにしたいと思います。
ではまた!!
※「松ぼっくりさん」情報提供ありがとうございました!!