5年ほど前まで「大阪市交通局古市職員公舎」と「市営バス車庫」があった場所に「城北立坑築造 現場事務所」並びに「城北立坑インフォメーションセンター」が設置され、何やら工事が進められているようです。
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地図ではここ↓
住所は大阪市城東区関目2丁目17(▷Google map)
その昔、「大阪市交通局古市職員公舎」と「市営バス車庫」がなくなった後はどうなるんだ!?
何か新しい商業施設なんかができるんじゃないか!?なんて噂もされていましたが、今となってはそんなわけないやん!って突っ込みたくなる現地の状況でした。
ご覧の通り相変わらず周辺は工事用の高い壁が建てられたままで中の様子はうかがえません。
というか「城北立坑築造工事」って一体なんのことなの?という事も含めてサクッと調べてみましたのでご紹介します。
「城北立坑築造工事」って一体なんのことなの?
出典:建設通信新聞
めちゃくちゃ簡単にいうと、深い縦穴を掘ってるということですね。
建設通信新聞によるとこの現場にある「城北立坑」以外にもすでに鶴見立坑など何本もの立坑が作られていて、その立坑をつなぐように地下トンネルのようなものが通っているみたいです。※上の図参照。
2012年8月局地的豪雨による被害
出典:建設通信新聞
とのこと。
近年のゲリラ豪雨のこととか環境の変化などを考えると整備しておいてほしい事業のような気がしますね。
「城北立坑インフォメーションセンター」では現場見学やより詳しい解説なども
大雨時にみんなの街を洪水から守る寝屋川北部地下河川や大阪府の治水事業を学べる「城北立坑築造工事インフォメーションセンター」が9月4日(金)にオープンするんやって!工事現場見学のほか楽しいコンテンツも揃えてるから、ぜひ一度きてな!https://t.co/qWtmgQ5WjH#土木もずやん #施設紹介 #大阪市 pic.twitter.com/fiHs085NL3
— もずやん@大阪府広報担当副知事 (@osakaprefPR) September 3, 2020
もずやんのTwitterの投稿によると現地インフォメーションセンターでは総合治水や立坑工事について解説があったり、模型があったり、実際に窓から現場見学もできるようです。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために対策がなされて見学の際の注意点等もサイトに掲載されているのでご確認の上、興味ある方は電話予約をして現場にいくのも面白そう!!
当日見学申込も状況に応じて受け付けているそうなので運がよければ、当日見学もできるんじゃないでしょうか。
最後に
TVでも馬鹿でかい地下用水路がクイズなどで出題されているのを見たことがありますが、そういった地下の用水路?地下河川?または水をためておくための空間のようなものを建設しているということなんだと思います。
そうやって長い年月をかけて工事し設備を整えることで区民をはじめ周辺住民の安全って守られているんですね~。工事は令和8年2月末までとされているのであと6年?ほどは続くそうです。