関目商店街のすぐ近くもとSCUT(スカット)っていう理髪店があったところにオーダーワイシャツ縫製SHOPと工房が併設してるお店「ゆうき工房」というお店が9月末から本格的にオープンしていました。
こちらの「ゆうき工房」は東京江戸川区で50年以上高級シャツを縫製していた「結城縫製」のベテラン職人と職人さんの卵が在中するオーダーワイシャツ縫製SHOPで、オーダーはもちろん、衿・カフスを新しい生地を使っての仕立て直しやジャケット・パンツのお直し、ヤブレ修理、着物やネクタイのリメイクなども幅広い対応をされているそうです。
地図ではここ⇩
こちらに行くとすぐお隣に「高級食パン専門店 LA・PAIN」、「じゃんぼ総本店」と続いて関目商店街の入口に。
反対にこちらにいくと「パレス温泉」や「永和信用金庫 城東支店」などがあります。
道挟んで正面には「オリジン弁当」があります。
こちらの工房はお店の斜め向かいに7月オープンした「La Granda Familio (グラファミ)」を運営している事業者さんと同じ事業者さんが運営する工房だそうです。
洋服のお直しとオーダーシャツの店ということで
ジャケットやシャツ、ブラウス、ベストなどカテゴリー別に価格帯が表示されていて、お願いするときに分かりやすいし安心感があります。
というわけで撮影許可を頂いたのでSHOP兼工房を見せて頂けることに!ありがとうございま~~す。
こちらが50年以上にわたり、聞けばみんなが知ってるような高級シャツを縫製していた職人の「結城さん」ご本人です。なんでもこのお店の立ち上げ、出店の為に関西は大阪に移住までしてきたというから、そのフットワークの軽さには驚きです。
結城さんによると縫製業界も他の業界と同じように作業のオートメーション化や価格競争による海外への仕事の流出など時代と共に業界をとりまく環境が激変してきたといいます。
その為、縫製関連の会社が多く残っていた江戸川区でもどんどん廃業していき、それに伴い高い縫製技術をもつ職人さんがいなくなっていったそうです。
そんな時に大阪に拠点をおく、ある人から声がかかり今消えつつある縫製技術の継承と、そういった技術を待つお客さんの為に立ち上がったプロジェクトがこちらの「ゆうき工房」なんですって。
《クレリックは、僧・聖職者の意》襟とカフスを白または無地にして身頃(みごろ)に色や柄物の生地を使ったシャツ。1920年代に流行したもので、今ではクラシックなスタイルとして定着している。
首回りとか長年愛用してるといくら気をつけていても汚れが残ってきそうだし、こんな風に変えてまた新たなシャツとして着まわすのもお気に入りのシャツならいいですよね♪
そしてこちらのプロジェクトの仕掛人でもあり、結城さんを東京から移住させたり、職人の卵たちに結城さんと共に指導にあたっているのが以前取材させてもらったことのある「ROI’S TAILOR(ロイズテーラー)」の塚田さん。
結城さんと共に職人さんを育て、縫製技術を継承し、またその職人さんたちが正当な報酬を手にすることができるシステムを構築する事と、お客さんには既製品にはないオーダーシャツの良さを知ってもらいたいとの事でした。
大手アパレル業界の流れとは逆行するようなアナログスタイルの運営方式ですが、職人在中、それでいてSHOPと工房が併設してるという国内でも珍しい業態がスピード感とクオリティを担保を実現し徐々にお客さんも増えてきているそうです。
そんな「ゆうき工房」が今月29日(月)までオーダーシャツ&お直しを通常の値段より10%OFFのオーダーシャツフェアーを開催しているそうなので、「お気に入りの一着を作ってみたい!」という方や「長く着続けたいという一着をお持ちの方」は一度足を運んでみてはいかがでしょうか♪
- ゆうき工房
- 住所:大阪市城東区関目3-4-5
- 電話番号:06-6934-1129
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:日曜・祝日
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